いくらぐらいのギターを買う?

ここ数日ちょっと気が抜けた感じがしていて困っています。理由を考えるとライブを終えたことが一番だと思いますが、YouTubeの収益化にたどりついたことや、少し涼しくなったことなどいろいろあると思います。そんなか由美子さんの畑でとれた唐辛子が目を覚まさせてくれています。先日この唐辛子を食しましたが、なかなかのピリ辛で僕好みでした。

さて今日紹介する動画はギターレッスンのシリーズです。僕は20才前後に仙台ヤマハのフォークギター教室で教えていましたが、その後はあまり教える機会はありませんでした。このシリーズは「ギター研究会」というネーミングです。「なんだ〜研究なの・・・」ですよね。この辺が僕の弱いところで、人生で会得したもの、修得したものが未だによくわからないんです。

ですからギターと50年くらいお付き合いをさせてもらいながらも未だに研究中なのです。

この研究会には73本の動画がアップされています。今日紹介するのは6本目の「いくらぐらいのギターを買う?」です。

ギターのレッスン動画をアップする前にYouTubeのレッスン動画を観ました。そこでわかったことがほとんどの動画が弾ける人のための動画だということがわかりました。そもそもある程度のレベルと意欲と理解力がなければ着いていけない内容なんです。そこで僕のは初心者にも役立ててもらえるような内容から始めたいと思ってギターの買い方なんかも作ったわけです。

時々どれくらいの価格のギターを買えば良いか?という質問を受けることがあります。最安値だと初心者セットみたいなのが1万円台で売られていたりします。上はというと100万円を超えるものもありますし、ビンテージの貴重なものはさらにさらに値が張ります。そんな高価なものは横に置いておいても、初めて買うギターにどれくらいの予算をつぎ込むのかの判断は難しいですよね。

時々最初は安いものを買って、弾けるようになったら良いものに買い替えるという判断をされる方がいらっしゃいますが、これは正直やめられた方が良いと思います。どうしてかと言いますと安いギターは総じて弾きにくいものです。そして良い音ではありません。他にもいろいろありますが、本当に始めたいのならばそこそこのギターを買うべきなんです。でないといたずらに挫折するだけとなります。そこそことはということですが最低でも5万円程度から30万円くらいの間ということになるでしょうか。ざっとギターをランク分けすると、乱暴ですが5万円クラス、7万円クラス、10万円クラス、20万円以上クラス・・・、って考えても良いと思っています。この価格の差でどんな木で、どんな作り方で、どんな塗装で・・・、とさまざまなことに違いがあるんです。

僕が10万円クラスのギターを持ったのは19才くらいの時でした。そのギターを最初に弾いた音色。特に弾いた弦以外の弦やボディーの響きの倍音の美しさは衝撃的で今でもしっかり覚えています。そのギターはコロムビア時代の2枚のアルバムでも弾いているので今でも聴くことができます。

なので可能ならば最初から良いギターを手にされることがギターを好きになる、上達する近道なんです。ギターが上手く弾けないという人のギターを弾いてみると、僕でも弾けない状態のギターで頑張っているというケースがたくさんあります。

僕でよければこれからギターを買いたいという方の相談に乗りますよ。少しは役にたてるかもしれません。