1000曲はやらないと

宅録を継続的に始めてから10ヶ月くらいが経ちました。今は初歩的なレベルの肝であるボーカルの音作りに取り組み始めました。昨日と一昨日とで12時間くらいレコーディングしたボーカルの音をイメージ通りにできないか試行錯誤を繰り返していました。結果はNGでした。

こうなるとそもそもの録り音に何らかの問題がある可能性があります。まずは物理的なマイクの位置が良いのかどうか、マイクと自分の距離や角度が適正なのかどうか、マイクプリ、イオンターフェイス、DAWの録音音量のコントロールが適正かどうか、そして最後はやはり歌そのものがどうか(汗)ということになります。

なので次回のレコーディングでは録りを慎重にやってみなければなりません。

ところでDAWには無数に近い音源が入っていますが、これらの凄いところは最終的にまとめた時にもバランスの良い仕上がりになるように整えられているところです。DAWによっても個性の違いがあるでしょうが、Logic Proはその辺も本当に良くできています。

音源はもちろんですが、音質を調整するプラグインも充分入っています。問題は使う側の知識と技量です。たとえばボリュームひとつとってみてもマイクからのインプット設定にはじまって仕上げのアウトプットに至るまでいくつものボリュームが存在します。それらのどこを上げ下げするかで音が変わります。僕のレベルは行き当たりばったりレベルです。

宅録を野球場に例えれば一応バットがボールには当たってなんとかホームベースまでたどり着いてはいるものの、まだまだ草野球の域を脱してはいません。どうしてベースが4つなのかも知りませんし、ライトとレフトのポジションがどちらに向かってなのかも知りません。それらを知らなくてもなんとか野球にはなるのですが、野球場という物理的なことも、打ち方、守り方の基本ももっともっと学んでゆけば違う野球ワールドが見えてくるでしょう。

ん!なんで野球がでてきたんだ?

ひとまずプロレベルに近づくために1万時間の経験が必要だとすると、歌声ペトラ1曲に10時間かけていたら1000曲はやらないといけないみたい(汗)。