オーラトーン
先日釣りをしている時にスマホに着信がありました。それはギタリストの洪栄龍さんからでした。内容は以前ちょっとした会話の中で思い出せなかったミュージシャンの名前が判明したことと。ミックスダウンに使っているモニタースピーカーのことでした。
モニタースピーカーはメインがヤマハのNS10Mstudioという一般のスタジオで使われているものです。使っている理由は一般のスタジオと同じ音に近く聴けることと、普段からこのスピーカーの音に慣れておくためです。なのでヘッドフォンもスタジオで使われているソニーの製品を使っています。
その他に小型というか今や普通サイズといいますか、タンノイとBOSEのスピーカーも置いて聴き比べています。そして家にあったCDラジカセとアイフォンのイヤフォンでも聴けるようにしています。
洪さんとの会話の中で飛び出したのが以前はどこのスタジオにもあった小型スピーカーのオーラトーンのことです。
気になったのでググるとなんと最近生産をしているようで販売されていることがわかりました。そりゃあ欲しいですが財布の口が開かないといいますが、開いても中身がないといいますか(汗)・・・でその先へは進めません。いや進みません。
このスピーカーがあればミックスが格段に良くなるかもしれない・・・と幻想を抱くのはカメラのレンズ沼にハマっている時と似ていると思います。「これがあればきっと・・・」は多少そんなこともありますが、大抵はそんなにうまくはいきません。
レンズ沼の時は「君の職業は何?」と自分に問いかけて購入にブレーキをかけてたのを思い出します。義理の息子はカメラマンですが不必要な機材は持っていないし、プライベートでカメラをぶら下げているのをあまり見たことがありません。
そういえば僕にとってのギターはそんな感じがあって、実は自分からあのメーカーのあのギターが欲しいとか、こんな音色のギターを探しているなんてことはほぼありませんでした。大抵はギターに詳しい人か業者の方の推薦や提供で使い始めたのがほとんどです。
オーラトーンのスピーカーが欲しいなんて思うのは、レコーディングに関してはまだまだアマチュア的であるということでしょう。懐かしさもありますがね。