実現できたから見えてきた

04/25/2023

Platform Nanoというコントローラーを使い始めて10日くらいが経ちましたが、昨日アップした音源ではこのコントローラーが活躍してくれました。

ひとつ前の歌声ペトラの音源でもボーカルの音量調整にNanoを使いましたが、今回の音源ではその他の楽器でも微妙に使っています。さらに最近導入したとても気に入っているプラグインのこのチャンネルストリップが実力を発揮してくれているんです。

歌声ペトラの185番の録音とミックスはここまで続けてきたことのひとつの答えのような音作りができたと思っています。簡単にいうと少しCD音源的な感じに近づけたということです。もちろんまだまだですよ(汗)。

そして今回アップしてみて気がついたことが音の重心ということです。これは音源全体の音の重心バランスのことで、低音成分が多いとか、中音域が高音域が・・・、ということです。

それとグルーブといいますか横方向の時間軸に沿った出来具合というものも意識することができました。それはひとまずある一定のレベルを実現できたから見えてきたことだと思います。

プロのエンジニアからしたら「はいはい」という素人の戯言だとは思いますが、続けていれば少しずつでもわかってくるしできてくることがあるんだなと嬉しくなっています。

最近の一番の課題はボーカルの録音でしたが、マイクからの距離や角度や歌い方はもちろんなんですが、録りからこのチャンネルストリップを通したのが大正解だと思っています。録り音への影響はないはずですが、歌う時のモニター音がとても歌いやすくなりました。プラグインなのに定価がウン万円というのも分かる気がしました。もちろん定価では買っていませんよ。

アリシアの森の放送局に久米さゆりさんのトーク番組「SORADIO」がありますが、実はこの番組のディレクター(もどき)と録音編集は僕が担当しています。ちょうど今月20日配信の編集を始めたところですが、このチャンネルストリップが活躍してくれそうです。「SORADIO」はアーカイブも聴くことができますのでぜひ聴いてやってください。いや聴いてやってチョーダイ!(古)です(笑)。

興味のある方は画像をクリックしてください。