世界は知らないことだらけ〜

先日古いカセットをデータ化したくてカセットカオスに落ち入っていることを書きました。そのブログを見た何人かの方がアドバイスをしてくれましたが、その中のおひとりから「良かったら使ってください」とカセットデッキを送っていただきました。

正直「マジか!」ですよね。

これは1990年代にビクターのハイエンドモデルとして発売されたTD-V707という3ヘッドのデッキです。3ヘッドというのは録音、再生、消去の3つのヘッドが装備されているということです。2ヘッドだと録音と再生をひとつのヘッドでまかなっています。ということで高級機ということになります。

今回のカセットカオスで学んだことが同じカセットデッキで録音した音源でない限り完璧に再生することは難しいんだということです。その為にテープスピードやヘッド位置の調整をすることがあるそうです。適正なステレオ再生をさせるのはアジマス調整ということも始めて知りました。こういう基本的なことも知らない自分。長年機械のことはエンジニア任せでやってきたいい加減さが顕にされたような感じです。汗

デッキ到着後に早速再生をしてみるとテープスピードがちょっと速い感じはしました。しかしこれは録った機材の問題だったり、劣化したテープ自体の問題も考えられます。ひとまずDAWに取り込んで再生再生速度を遅らせてみるとぐっとリアル感が出てきました。

DAWで再生速度を変えるのも初めてのことなので、世界は知らないことだらけ〜という日々でございます。

日記, 音楽

Posted by buchi