アーティストよ立ち上がれ!

09/05/2023

昨晩はアリシアの森で毎月開いているフリートークお茶会の日でした。今回のテーマは「環境と美」で島先克臣さんから発題がありました。今回のテーマトークのために事前に島先さんからいただいたコメントを紹介します。

「神様が美しく造られた被造世界。それが今、痛み、うめき、傷ついています。私たちクリスチャンは、そのことを知りながら、一般の人々以上に、被造世界に関して無関心であると批判されています。私たちはどう考え、どのように行動したらよいのでしょう。」

テーマトークお茶会は2時間の枠内での発題とディスカッションですので、今回のようなテーマを語り尽くすなどということはできません。しかし参加された皆様の環境に対する思いや実際の取り組み葛藤などを伺い、個人的には励ましと指針をもいただきました。

環境に関して見えてきたことは、それは個人の問題であり国レベルの問題であり、やはり個人の問題なのだということです。

それは個人が取り組める規模の環境への取り組みは「わたしひとりがやったって・・・」という挫折感や失望につながってしまうことが少なくありません。また得てして環境に良いとされるものは割高だったりすることもあり、生活に余裕のある人がすること・・・、的な思いにもなります。

しかし個人の取り組みなしには環境改善は難しいでしょう。しかしより大きな行政や政治が動かなければ大枠での問題解決はあり得ません。では国や行政に任せっぱなしにしていたら物事が良い方に向かうかというとそうでないことはわかっています。なのでやはり最後は個人レベルに戻されるということなんだなと思います。

前回の衆議院選挙でも1票の力に失望している状況が見て取れるような投票率でした。このように国民が期待せずに失望してくれていることは現在の政治や行政を維持して行く後押しになっていることは否めません。

もしも個人の票が1票ではなく0.1票なのだとしたら、これは失望せざるを得ないとおもいますが1票が1000人いたら1000票になるというのはあなどれないのではないかと思います。

いつのまにか政治的な匂いのする発言になってきていますが、昨日のお茶会の最後に飛び出した言葉は多くの人々の意識を変えるのにアーティストの存在は欠かせないということでした。

もうひとつ詰めると「アーティストよ立ち上がれ!」です。

僕はもう地上からさよならする年齢になっています。しかしこれから人生を始める若者にとっては地球の温度が1度上がることが人生にどれだけ深刻な事態を招いてしまうことになるのかわかりません。風速60メートルの台風が毎年やってくる。海面が上昇して島が土地が消えてしまう。

身近な温暖化を招いている原因のひとつには過剰な食肉文化の影響があるようです。なので焼肉食べ放題は魅力的ですが、それはひょっとしたら台風生まれ放題につながっている可能性があるんだということを少しは考える必要があるでしょう。普通牛のゲップが地球の温度を上げているなんて思いつかないですもんね。

さあ今度は自分に「アーティストよ立ち上がれ!」です。僕がアーティストなのならばですが(汗)。