村長のテーマトークお茶会開催決定

人間で言えば何世代も前から年輪を刻んできた木、植林された風情の木、名前もわからない雑多な木、と様々な木が集まって生きているところが森です。アリシアの森は様々な違いを持つ同士が「キリストを主とする」ということで集う場所でありたいと願っています。

もしもそれぞれの「木」同士が「どちらが太いか」、「どちらが高いか」、「どちらが強いか」、と比較し合うようでは森の平和も脅かされる危険があります。そんなコミュニティーができるか否かは僕たちみんなのあり方に関わってくることなのかなと思います。

さてどうしてこんなことを書いたかと言いますと、これまで月に2回開催してきた『村長のフリートークお茶会』のうちの1回を『村長のテーマトークお茶会」とすることにしました。まずは「クリスチャンとアート」というテーマで、ゲストズーマー(ズーマーって言わないか?)として友人の島先克臣さんを迎えて皆さんと一緒に考えるお茶会にして行きます。

島先さんのプロフィールをご紹介しますが、帰って敷居が高くなってしまうかもしれないのでご注意ください。とにかく僕の友人ですので敷居を上げないようにお願いします。

島先克臣
1954年生まれ。立教大学文学部、聖書神学舎卒業、ゴードン・コンウェル神学校旧約修士課程、グロースターシャー大学ヘブライ語言語学博士課程修了。日本福音自由教会牧師、アジア神学大学院准教授を経て、日本聖書協会翻訳部職員。現在は「聖書を読む会」総主事。
【著 書】Focus Structure in Biblical Hebrew (CDL Press)、訳書:『雅歌』(いのちのことば社)『わが故郷天にあらず』(いのちのことば社) 他

どうして島先さんとのお茶会を開こうと思ったかと言えば、普段からやりとりをしている内容が自分だけのことにしておくことがもったいないと思ったからです。

多分この本の「我が故郷天にあらず」を見て「え?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。なので冒頭に森のことを書きました。

ご承知の通り神学は時代の変化の中で少しずつ変化する部分があります。そして神をさらに知るために深掘りをし続けます。今のところどこまで掘っても神にたどり着くことは無いようです。そりゃあそうです人に神の全容を把握できるはずはありません。しかし近づくことはできますので僕も僕なりに掘り続けています。

しかしそんな人の営みとは違って神は変わっていません。〇〇神学、〇〇派、〇〇教団・・・はありますが神は唯一で変わりません。

この森では「違っていてもいいじゃないか・・・」を合言葉に(僕だけです・汗)、違うもの同士が一緒に学びや思いを巡らすことができたらと願っています。

第一回目の『村長のテーマトークお茶会』は7月19日(月)20時ー22時です。村人か旅人であればどなたでもご参加いただけます。近々サイトの方に入り口を設けますのでよろしくお願いします。第一回目を盛り上げてやってください。