「市役所」4
今日も昨日からの続きです。
もう一度こちらの本に戻りましょう。
この本は元々単行本でしたが、文庫本には筆者と西野亮廣さんとの対談が収録されているのでこれもちょっと興味があって購入に踏み切りました。
最後にその対談の中で興味深く感じたことを書きます。
それは「正解」に対して?「納得解」ということばが登場したことです。造語かなと思ったのですが調べてみると辞書には載っていないようですが、一部では用いられていることばのようです。
このことばが登場する前提として変化し続ける時代の中で「正解」というものの在り方が違ってきているのではないかという問いかけがありました。
僕たちはできれば「正解」が欲しいし、一度手にした「正解」はずっと「正解」であって欲しいのですが、なかなそうも行きません。昨今ニュースを賑わせたLGBTq関連の法案が廃案になった経緯もそんな感じが底辺にあるのかなと思ってしまいます。
先人による正解や常識と言われるような事から離れられない人にとってはLGBTqに関して審議することすら避けたいのではないでしょうか。「種の法則に反する」なんて発言した人もいるそうです。種の法則に反することが理由ならば、そんなことは他にもたくさんあるように思うのですが・・・。
この「納得解」は今を生きていく上でとても大切だと思います。ある意味答えが出なくても良いと腹を決めて「少しでも良いと思えること」に専念できたらそれで良いのではないかと思います。
良いこととは何か・・・?一緒に納得がいくまで語りあいましょう。
アリシアの森の村長とフリートークでお待ちしています。チガウカ!