ルーパーとの旅

ルーパーを使いはじめてから間もなく1年になりますが、今メインで使っているルーパーでなんと3台目のルーパーとなっています。

どうしてそんなに増えたかと言いますと、まず最初のルーパーはシンプルなDITTO LOOPERです。これを使ってみようと思った決め手は音への信頼感とまさにそのシンプルな使い勝手でした。ところがこのルーパーはループで鳴らしている音を止めるのにスイッチを2度踏まないといけないんです。これは結構プレッシャーがかかることで随分止め方の練習をしましたが毎回心理的な圧迫がありました。

心配性な僕は「これが壊れたらどうしよう・・・」と思ってしまうのでもう1台ルーパーを買うことにしました。もう当面はルーパーを使う人になると思ったので、1度踏めば止まる仕様の一番上のグレードを手に入れました。

ところがある日なんの前触れもなく動作不良になってしまったんです。機能が多いのが弱点なのかもしれません。もちろん1週間ほどで無料で修理をしてもらえましたが、もしこれがライブの直前だったらと思うと冷や汗ものです。

そこで3台目を手に入れることとしたんです(汗)。これはこれまで複雑だなあと思って敬遠していたBOSSのルーパーなのですが、昨年写真のようにシンプルな作りのものが発売になったんです。そしてこれはギターからの直接の音以外にマイクからも入力ができるんです。このマイクから入力ができるのには思いがけないプラス面があって、ルーパーを経由してさえいれば常にマイクからの音をミックスできるんです。ですからこれを使っていれば僕のリゾネーターはラインとマイクと二つの系統の音をミックスして出力ができると言うことになりました。

そしてルーパーとの旅も1年近くとなり、最近やっと自分の道具として使えるようになってきました。今週もライブの収録がありますがこのルーパーに活躍をしてもらいます。