語りすぎない美
アリシアの森のギャラリーに掲載させていただいている、教会の年頭テーマ聖句に関するやりとりをしている時に、牧師であり神田外語大学大学院教授である岩本遠億先生からご著書『366日元気が出る 聖書の言葉』を贈呈していただきました。
日々の聖書の言葉と言うと、日めくりカレンダー的な格言集のようなイメージを持ちがちですが、この本は格言集ではなく、日常的で当たり前だと思ってやり過ごしてしまっていることに、もう一度想いを向けて思考の旅へと招いてくれるような内容です。
ご本をいただいてから少しずつ読み進めてきていますが、先日ふと表紙の絵に目が止まりました。アリシアの森のアーティストの森（名鑑）に名前を連ねてくださっている方々と月に１度、オンラインでのアーティストサロンを持たせていただいています。
前回のサロンでお会いした方の中にちぎり絵作家の森住ゆきさんがいらっしゃいました。僕はそこで初めてちぎり絵の世界を知ったのですが、それからは自分が読んでいる本のあちらこちらに森住さんの作品を見つけるようになりました。知らないとはこわい物で、こんなに森住さんの作品に囲まれていたことを認識していなかったんです。
そんな中『366日元気が出る 聖書の言葉』の表紙を何気なくながめていた時に「あれ！これも森住さんじゃないか・・・」と思いました。確認するとまさに森住さんでした。
森住さんの作品を僕なりに表現すると「語りすぎない美」かなと思います。岩本先生のこのご本にもぴったりの作品だなと思います。
語りすぎないってできそうでできない難しいことのひとつです。気がついたら語りすぎていることの方が多しです。時々森住さんの作品を見て心を良いポイントへ戻さなければ・・・なんて思います。
アリシアの森ではたくさんの新しい出会いをいただいていますが、このようなアーティストの方と語り合えたなんて嬉しくありがたいことです。
明日は２０時から「村長とフリートークお茶会」があります。旅人（無料会員）か村人（月額３３０円で森を支えてくれる会員）であれば参加できますので、ぜひご参加ください。