アリシアの森(31)カイロスの小径に置かれていた宝箱

あけましておめでとうございます。午前0時にアリシアの森がグランドオープンをいたしました。グランドオープン後もブラッシュアップして行きますのでどうぞよろしくお願いします。

さてアリシアの森の植林(構築)で常時関わってくださっているのは僕を含めて11人です。ではこの森を始めたのがこのメンバーなのでしょうか。それはある意味そうなのですが、どこかでそうではないのではないかとも思っていました。それが先日この番組を観てからさらに確信となりました。

この番組の中で僕が興味を持ったのが時間を表すクロノスとカイロスです。クロノスは時計に代表される時です。カイロスはそれとは違う時の概念です。番組の中ではクロノスを横軸としたらカイロスは縦軸だと表現されていました。

聖書に永遠ということばが多く登場してきますが、ほぼクロノスに身を置いている僕たちはこの永遠を大昔からずっとずっと先までの時間の流れと受け止めがちです。しかし聖書の語る永遠はカイロスであって僕たちが想像する経過する時間の概念でははないということが語られていました。

新年早々にややこしい話ですみません(汗)。

今という時がクロノスとカイロスが交差しているところだと仮定すると、今という瞬間は永遠というとてつもない深みとつながっているということになります。仮定の上の話ですが結論は間違っていないのではないでしょうか。

だとするとアリシアの森という出来事はすでにあったことなのだということです。具体的に言えばあなたの心の中に、僕たちの心の中にです。

さらにややこしくなりましたね。

11人の人間が仕事でもなく、報酬を期待するでもなく、ましてや地位や名誉などというものでもなく関わり続けているアリシアの森は、カイロスの中に置かれていた宝箱の蓋を開けたことから始まったのではないかと思います。

コロナで目先が塞がれた時にカイロスの小径に置かれている宝箱が目に止まり、何気なく手を伸ばして蓋を開けたら始まってしまった・・・森。

ちょっと話が普通じゃなくなってきましたか・・・(汗)。

とにかく関わっている自分たちが「どうしてそんなに頑張っているんですか」と問われて即答できないこの森は不思議な森です。やはりカイロスの小径に置かれていた宝箱の蓋を開けたんだと思います。