アリシアの森(3)育ち合い

僕は時々こんなことを言います。「自分の家は自分の心が現れている」。まあ賃貸、建売、注文住宅、戸建て、マンション、アパート等々家と言っても様々ですので、「そりゃあちょっと乱暴な言い方なんじゃない?」と言われると思いますが、同じ家でも主人が変わればだいぶ雰囲気は変わると思います。

なんでこんなことを言っているかというと、文化はそれを形作っている自分たちの内面が反映されているのではないかと思うからです。

クリスチャンカルチャーも然りかなと思います。クリスチャンカルチャーと言って何を思い浮かべるでしょうか。クリスマス、讃美歌、鐘、教会、十字架・・・、と連想ゲームをしてみても、なかなかクリスチャンという「人」の姿を思い浮かべることができません。もちろん、あの人、この人と思い浮かべることはできますが、カルチャーというほどのことでもないようなあるような・・・。

日本におけるキリスト教会の歴史はあまり長くはありませんからこれは当然のことでもあります。しかし実はクリスチャンカルチャーはすでに無数に存在していると思うのです。しかしそれらは残念ながら点在しているんです。僕はそれらのカルチャーが、人が、関わりを持つようになれたら、そこに何か新しい姿が現れるのではないかと考えます。

なので『アリシアの森』はコネクションズなのです。もうちょっとこだわるとコネクションではなくコネクション「ズ」なのです。誰かと誰かということだけではなく、たくさんの誰かがたくさんの誰かを知り、次第に関わりが生まれてゆくというようなイメージです。

さて初めに「文化はそれを形作っている自分たちの内面が反映されているのではないか」と書きましたが、逆もまた真なりではないかとも考えます。自分自身が文化に反映するのならば、文化は自分自身に反映してくるということです。

クリスチャン文化が豊かに育つならば必ずやそれは個人へフィードバックしてくるものだと考えます。

『アリシアの森』で一緒にクリスチャン文化の森を支え育て、互いに育ち合いませんか。育ち合いなんていうことばはなかったでしたっけ?

あったあ!!!!!