『福音の再発見』出版記念オンライントークライブ

この春に「いのちのことば」という小冊子に50人の方々による「私を変えた1冊」という特集が組まれました。僕もその50人の中に加えていただき「福音の再発見」を選ばせてもらいました。

僕は教会に通い始めて40年になります。その間クリスチャンとして数々の経験をさせてもらってきました。96年からソロ活動を再開することとなったのですが、その頃から以前にも増してクリスチャンであることについて考えるようになりました。

教会に通い始めた頃に時々、聖書の教えは、神、罪、救い、永遠の命、と教えられることがありました。当時の僕はなんの疑問を挟むこともなくそう信じていました。しかし長女を先に神様の元に送る経験や、神様のためにという思いで日夜関係なく働き続けたこと等々の日々を過ごす中で、神、罪、救い、永遠の命、には収まりきれない何かを感じるようになってきました。

妻からその言い方は止めた方が良いと言われるのですが(汗)、「神、罪、救い、永遠の命、を教えるだけが目的だったらなんで聖書はこんなに厚いの?」なんてぶつぶつ呟くようにもなりました。

愛ということばはたくさん聴き、ことばにもしてきましたが、まず自分自身が「愛する」ということばからは程遠い所で生きていると思わざるを得ない状態でした。そんなこんなで自分が神を信じているって何?と考えるようにもなったというわけです。

そんな内面の状態をある牧師先生に吐露していたら、しばらく話を聞いた後に紹介してくださったのが「福音の再発見」という本とフェイスブックのN Tライト読書会でした。早速本を買い求め、貪るように読み始めました。もちろん読書会にも入れていただきそこで語られる皆さんのことばに耳を(目を)傾けるようになりました。

「福音の再発見」で一番印象に残ったのが「福音派は救い派だ」ということばです。今週の土曜日にはこの「福音の再発見」が再発行されたことを記念したオンライントークライブが開かれます。「福音の再発見」を翻訳された中村佐知さん、そして本の発行に尽力された小嶋崇先生に加えてなんと僕もその中に呼んでいただくこととなりました。呼んでいただいた理由は「私を変えた1冊」で僕がこの本をあげたからです。

「福音の再発見」などと聞くとなんか怪しい議論がされるのではないか?といぶかる方々がいらっしゃるかもしれませんが、もうひとつの福音、や他の福音、ではありませんのでお間違えのないように(笑)。「福音の再発見」は福音のスケールに改めて目を開かされる内容なのです。今週の土曜日にはぜひお聴きいただけたらと思います。

お申し込みはこちらからです。 → Peatix

日記

Posted by buchi