思いがけない所に思いがけない姿で

今日は仕事部屋の机に座って、昨日散らかしっぱなしだった机の上の物をちょっと整理し始めた時に突然そこはかとない幸福感に包まれました。特に何かあったとか、あるとかということではありませんが、ふと幸せだと感じたわけです。多分それは音楽に囲まれているというのか、誰かから「さあ音楽をどうぞ」みたいに誘われている感じがしたからかもしれません。無理やりまとめると束縛感がない朝だからなのかなあと思ったりしています。

ところで我が家のガレージの所によくゴミが置いてあります。さすがに「誰かがちょうどゴミを捨てたくなるところが我が家なんだなあ・・・アッハッハ」と明るく捉える気持ちには慣れませんので、妻とも何か対策をとるべきか考えることがあります。例えば防犯カメラを設置するとかですね。

でもカメラを設定してゴミ捨ての現場が撮れたとして、それがあまりにも思いがけない(例えば仲良しの隣人とか)人だったら困惑するでしょうし、誰かが特定されても近所からその人を探し出して注意?をするのにも大変なエネルギーが必要になります。

今朝はゴミ出しの日だったので朝外へ出たのですが、吸い殻が入ったペットボトルが捨ててありました。吸殻のポイ捨てはしないがペットボトルごと捨てるというのはなかなか微妙な心境ですよね。

ゴミを出し終えた帰りに、これからは見つけ次第に拾って捨てようと決めました。実はこれまではしばらくそのままにしておいて、捨てた人に抗議しているつもりになっていたんですが、それも面倒になってきました。しかも抗議にはなっていませんしね。

どうしてそこはかとない幸福感からポイ捨てゴミの話になったんでしょうね。ひょっとしたらあの幸福感は音楽に囲まれていると思ったからじゃなく、ポイ捨てゴミを自分の中で克服することができたこと由来だった可能性が大です。

迷惑や理不尽とどう向き合っていくのかは難しいことですが、ポイ捨てゴミからのストレスを、拾って捨てることを決めたことで克服できたのかもしれません。もしそうだとしたら、自分が抱えている問題の原因は思いがけない所に思いがけない姿で転がっている可能性があるということですよね。

日記

Posted by buchi