ソルダーレス

昨日の午後に早速パッチケーブル作りをしました。さすがに1本目は試行錯誤と言いますか、どちらかというとケーブルを力を入れて差し込みすぎたのだと思いますが導通がうまくできませんでした。この図の4の②の手順です。

その後再度メーカーの動画を確認したところ、あまり力を加えなくても良いことがわかり、軽い力加減で作業をしてみたところ、無事に導通が確認できました。購入したキットで5本分のパッチケーブルが作れるのですが、1本目が上手くいった後はあまり手こずることもなく5本のパッチケーブルが完成しました。

で、こんな感じになりました、と言ってもわかりにくいですよね。ある意味よく見ないと分からないくらいの存在感もとても良いと言えるのではないでしょうか。

右上の部分をアップにしてもこんな感じです。ここに4本のパッチケーブルがあります。プラグの頭?も小さくて良いですねえ。

さて肝心の音ですが、大変良いと思います。僕はPZ-PREからエフェクター類全てをループさせてもう一度PZ-PREに戻してからキャノンでPAシステムへアウトしているわけですが、新しいケーブルにしたら、ループしている時とループしていない時の音量差がなくなりましたし、微妙な音質の変化もなくなりました。

ということでFree The Toneのソルダーレスケーブルはとてもおすすめだと思います。タイプが2種類ありますが、僕はニッケルのプラグでCU-416ケーブルのタイプです。ケーブルを作り終えた段階で1メートル以上ケーブルが余っているので、今後パッチケーブルが必要になった時にはプラグを買って作れば良いということになります。何かトラブルがあっても作り直せるので安心感もあります。

問題は取り扱っている楽器屋さんが少ないことのようです。その理由はFree The Toneの機材を販売するためには、講習を受けなければならないのだそうです。なかなか手堅いメーカーですが、それがユーザーの安心につながるんですから良いことですね。

ところでソルダーレスとはハンダ付けが要らないという意味だそうです。