DITTO X4

コロナ自粛の中で自分に、特に音楽的なことでの向上や変化がありました。向上したことのひとつはウクレレ のハイポジションコードのトレーニングができたことにより、コードワークに良い変化ができたことです。またギターのプリアンプやエフェクター関係のセッティングを丁寧にできたことも良かったです。そして大きい変化がルーパーというエフェクター を使い始めたことです。

もちろんルーパーの存在はなんとなく知っていましたし、ルーパーを使ったライブも何度か見ているのですが、ルーパーを自分で使ってみようなんて考えたことがありませんでした。ところがなぜか光栄龍さんのこの動画を見たらヒットしたんです。実は2月にライブでご一緒させていただいた時にも洪さんはルーパーを使っていたのですが、その時には使いたいとは思わなかったんです(汗)。

昨日の散歩の後のStayHomeでのギターはこれでした。まず、自分が元気でなければね!!!https://www.facebook.com/EiryuKoh/videos/861143161054052/

洪 栄龍さんの投稿 2020年4月30日木曜日

ではなぜ使ってみようと思ったかですが、まずは手軽に練習に使えると思ったことです。例えば間奏のバッキングを録音してしまえば何度でも練習ができます。もちろんコンピューターを使って録音すれば同じことができますが、たどり着くにに結構手間がかかります。次に思ったのが曲作りが変わるかも知れないということでした。ルーパーを使って歌いやすいコード進行の曲もありだなと思ったわけです。とにかくルーパーを使ってあのアーティストのようなパフォーマンスをしたいというよりも、使った時に自分の中の何かが変化するかも知れないというワクワクを感じたんです。なので洪さんが使っているのと同じ機種を手に入れました。

ところでルーパーといえばこの人かな。

結果は「使って良かった」でした。弾き語りとユニットとの中間とでもいうのでしょうか、演奏が楽しくなり、新しいアイデアも生まれるようになりました。そして先月21日のコンサートで初めて使いましたが良い結果だったと思います。

僕が使っているのはこのルーパーですが、音が良く、余計な機能がなく、使いやすくお薦めです。

しかしこのルーパーの使いずらさは音を止める時にスイッチを早く2度踏みしなければいけないところと、曲つなぎで違うループを作りたい時に消去する作業をしなければいけないことです。ギタリストならばそれもありだと思いますが、僕の場合弾き語りなので曲の合間にMCや楽器の持ちかえをすることもあり、極力余計なことはしたくないというのが正直なところです。

そこでまず1度踏むだけで止められるルーパーを手に入れようと思い立ちました。これができるだけで曲終わりの緊張感がかなり違ってきます。そうしていろいろなルーパーを比較検討したところ、やはり基本シンプルな同じメーカーの上位機種にすることとしました。そして昨日、現在フラグシップのこちらを手に入れました。

そしてこの新しい方のルーパーだと電源の容量が大きくなるので、同じメーカーのDC9V/670mAの電源アダプターも一緒に注文しました。

670mAは僕が持っているアダプターの中では一番の力持ちということになります。早速電源をこちらから取って音を出してみたところ、思いがけずに他のエフェクターの音がグッと良くなりました。

ところで問題がひとつ。事前によく調べておけって話なんですが、それは新しいルーパーのサイズです。

この大きさの違いは僕の想像を遥かに超えていました。しかしフットスイッチを踏むことを考えるとこれくらいの間隔は必要なわけで、もっと小さいと想像していた僕の方の問題だったと思います。次のコンサートの予定は10日なので今日からバリバリに使って間に合わせたいと思います。