CASへの思い7ー通信社

06/22/2020

CASへの思いー6ではみんなで劇場を作ろう!と書きました。劇場の次は通信社です。これはアーティスト同士の通信でもありますし、アーティストと教会、教職者、多くのクリスチャンの方々、クリスチャンミュージック へ関心を持っておられる方々への通信です。

例えばコンサートを開催したい教会があるとします。その主催者の気持ちを想像するとかなりの心配事があるだろうと思います。まずはアーティストにお願いして来てもらえるだろうか、予定は合うだろうか、演奏してもらうのに費用はどれくらいかかるだろうか、演奏以外の条件があるだろうか、人柄はどうだろうか、怖くないだろうか・・・等々w。主催者サイドでの開催準備以外にアーティストを招聘するためにかなりのエネルギーが必要になります。逆に「大丈夫、大丈夫、あのアーティストは良い人だからきっと気軽に来てくれる」とあまり安易に考えられるのもアーティスト側から見たら不安になります。

CASへの思いー4で書いた中に「サークル以上プロダクション未満」のサーダクションというものを書きました。サーダクションにはアーティストに関しての情報があり、必要であればアーティストと主催者の間に入って繋ぐことができれば、この辺のことはお互いにとってクリアし易くなると思います。

そして通信社を通してはアーティスト情報が発信されます。それは仮にAというアーティストが年間ツアーを計画しているとします。それが事前にわかれば地域の教会はコンサートを計画し易くなります。またBというアーティストが単発でどこかへ出向くとします。その情報がわかればそれに合わせて近場でのコンサートが計画し易くなります。またアーティストからのツアーの計画希望を発信することもできます。例えば秋には北海道でコンサートツアーをしたいのでコンサートを希望される教会はお知らせください・・・、というような事です。

「そんなことは今でもできるだろう」と思われる方がいらっしゃると思いますが、アーティストはご承知の通りデリケートにできておりまして、そんなことが恥ずかしくてできないという人が少なくありません。私などは偉そうに聞こえるかも知れませんが、こちらからはお願いをしないというスタンスでやって来ましたので(理由を聞きたい方は個別にどうぞw)、そのような発信をすることはありませんでした。でもサーダクションや通信社を通してでしたらばそのような情報発信は格段にし易くなると思います。

ひょっとしたらもうメールマガジンの時代じゃないのかも知れませんが、定期的に情報が発信されれれば主催者にとっても有益な情報になり得ると思います。じゃあそれを誰がやるの?って・・・。それはあなたかも知れません。

今日はオデッタのOne Man’s Hands。

CAS, 日記

Posted by buchi