CASへの思い3ーアーティストとは

これまでCASについての思いを2回に渡り書いてきました。1回目はCASは互助であること2回目はプロとは、でプロとアマと言う難しい線引きにも触れてきました。3回目はアーティストとはどのような範疇の方々のことと捉えているか言うことに触れてゆきます。

これまでアーティストと言ってきたのは主に表舞台に立つ方々の事でした。しかしご承知のように本格的な舞台になればなるほど出演者よりも裏方の人数の方が多く、その存在なしに舞台というものがあり得ません。ですからCASとして考えるアーティストには当然舞台関係者全般の方々が含まれます。そしてそれらを動かしている制作会社やプロダクションも入ってくるでしょう。

ここでそのような定義において考えられる音楽家以外のアーティスト及びアート関係者を挙げてみます。作詞家、作家、ライター、ペインター、ダンサー、パフォーマー、俳優、役者、司会者、タレント、カメラマン、映像作家、映画関係者等、舞台音響、舞台照明、各種スタジオ等々。さらにデザイナーや出版社、評論家や報道関係者等々・・・。他に思いつく職業があれば教えてください(汗)。このように改めてアート関係者のことを考えると、今回のコロナで困窮している方々がどれほどいらっしゃるでしょうか。

これまでこのようなアート関係者同士が互いを意識し合うことはあっても、接点というのはそれほどあったわけではありません。CASでは普段は離れて存在しているアーティストとアート関係者同士が互いの存在を確認し合いながら、コロナ後のアートの世界を模索し創作して行く事ができたらと願っています。それはひとりではできません。やはり今回も本田路津子さんの歌で締めくくることになりそうです。

CAS, 日記

Posted by buchi