贈りもの

今日のMAKOTO BOXチャンネルの『こんな感じで弾いてます』は『贈りもの』の演奏動画をアップしました。途中ノイズが入ったり、瞬間声がひっくり返ったりしていますが、それも愛嬌で楽しんでいただけたら嬉しいです。

『贈りもの』の曲が生まれたのは『父の涙』と同じく、長女亜希子が脳腫瘍での闘病中のことでした。

脳腫瘍摘出手術は27時間に及びました。その後の闘病生活は過酷を極め、手術から3ヶ月後には髄膜炎を併発して2度目の手術となりました。

そんな中クリスチャン7年目だった僕はある方に、「神様が必ず癒してくださると信じています」と言いました。そうしたらその方が「あまり自分で決めない方が良いですよ」とおっしゃったんです。その時僕は、信じるってそういうことじゃないんだ、とその方のことばが理解できずに混乱してしまいました。

しかし今はわかるようになりました。癒されるという希望は持ち続けるべきですが、癒されるかどうかは神様におゆだねすることです。娘は1年2ヶ月の闘病の末に神様の元に旅立って行きました。

時々妻とこう話すことがあります。それは、これまでいろんなことがあったけど、よく神様を信じ続けてこれたよね・・・。それは信仰心そのものが神様からの贈りものだからでしょう。自分たちが・・・、ではなく、神様が・・・、と言う心を養ってもらったからなのだと思います。

クリスチャンになって40年、あれもこれも何もかもが神様からの贈りものなのだと、素朴に思えるようになってきました。神様を信じて生きるという世界は広くて奥深い世界です。

日記

Posted by buchi