カポの付け方その後

09/05/2023

先日のカポタストはフレットの真上に付ける、の記事には多くのアクセスをいただきました。ギター好きにとってもカポの付け方なんていうのはニッチな部類に入るのに、なんだか嬉しくなりました。

実は元々の記事を書いている時にふと、最初のインスピレーションをもらったギタリストのE・Kさんがブログを見て電話をくれるんじゃないかなと思いましたが、楽しいことに、お昼頃に携帯が鳴りました。

ここだけの話ですが、電話で話し出すと僕たち二人は男同士にも関わらず1H30Mも話せるんです。そこには貴重なギター情報や音楽全般にわたる情報が散りばめられていて僕的には興味津々な話の連続です。

で、今回の電話ではE・Kさんの「ブログで見ると岩渕くんのカポは弦に当たる部分が細いみたいだねえ」が印象に残りました。僕のカポはSHUBBカポですがFINE TUNEというものです。名前の通りにチューニングの狂いが少ないカポです。なんでかなあと思ってはいたのですが、E・Kさんの「細いみたいだね」でピンときました。

それは弦に触れる部分、押さえる部分の幅が狭い方が弦をより点に近いポイントで押さえられるからではないでしょうか。面で押さえるよりは弦を押し込んでしまう範囲が短いわけですから、弦に与える影響はより少なくなるはずです。なので弦を押し下げてしまって音程を釣り上げてしまうということが少なくて済むんだろうということです。これも本当かどうかみなさんで検証してください。

またE・Kさんがおっしゃっていたのは奏法、弦のゲージ等によって一概にフレットの上がベストではないこともあるそうです。ある方は6弦はフレットの上で1弦はフレットから少しヘッド寄りに装着しているそうです。要は1弦側がヘッド方向に斜めに装着されているということです。その反対の人もいるそうです。

さらにカポタストを付けるときにはフレットに対しての位置だけではなく、ネックに対して左右のバランスも大事だとおっしゃっていました。

カポタストだけで小冊子ができそう。

ところで来年の2月に、このE・Kさんのライブにゲスト?として声をかけていただいています。詳細がわかり次第お知らせします。場所はめちゃ久しぶりの吉祥寺曼荼羅です。


ギター, 音楽

Posted by buchi