こんな風に

9月に入ってからの台風や低気圧の大雨が続き川は大増水。この間釣りに行ける機会もなければ、そんな気持ちにもなりませんでした。

6日の夕方にちょっと出かけてみるかと思い立ち、久しぶりに川へ向かいました。自転車で向かった川の橋でしばし停まって川を眺めてみると、草木が大分流されてしまっていて、これまでとは違う大き目の石が転がっているのが目に入りました。また橋のたもとの溜まりはフナ釣りの名所だったのですが、そこは半分が砂で埋まってしまい、釣りはできない状態となっていました。これほどまでに川の様相が変わったことは記憶にありません。

以前のポイントへ向かう小道はなくなっていて、以前は渡れなかった瀬が簡単に渡れるようになっていました。魚が付いているポイントは変わっているはずですし、そもそも魚が戻っているのか?というレベルです。

キャスティングをしてみても魚の気配がありません。川に入り込むと川底にゴロゴロした石が転がっていて、気をつけないと転んでしまいそうです。

その中をいっぽいっぽ慎重に進んで、以前のポイントへ行ってみましたが、岸が削られて川幅が倍くらいになり砂が堆積していて、踏み出すたびに足が沈み込むようになったので、これは危険と思い早々に退散しました。

その後約200mくらいを移動しながらキャスティングを繰り返しましたが、一度のあたり、一度のバレがあっただけでした。

最後にもう納竿しようと思っていたところにこのオイカワが顔を出してくれました。

未だに川の氾濫で困難な暮らしをされている方々のことを思うと、釣りなんてしていて良いのかという思いが頭を過ぎります。

釣りをした2時間ほどの間、ー川と対話をしたー などと言うと大げさで嘘くさいですが、どこからか「僕はこんな風に流れたかったんだよ」と聴こえたように感じました。