加齢なる実験

05/04/2023

僕には子供が3人います。そのうちの長女は早くに神様のところへ旅立ちましたが・・・。次女と長男は今30代後半になり、それぞれに子供が生まれています。ですから僕は正真正銘のおじいちゃんなのでございます。

「ありがと音頭フェスティバル」で健康体操を考案し実演指導をしてくれた、東京キリスト教大学国際キリスト教福祉学科(長い)の皆さんは20歳前後ですので、僕の子供と孫のちょうど中間あたりの年齢ということになるでしょうか。

 

その彼らが今回も集まってくれてフェスティバルを盛り上げてくれました。何が盛り上がるって彼らの若さが素晴らしいわけです。主催者の年齢が高くなると、どうしても参加してくださる方々の年齢層も高くなりがちです。そこに彼らのようなみずみずしい存在がいてくれることだけで、美味しい水でも飲んだような清涼感を感じます。

僕も若さの真っ只中にある時には葛藤や悩みや不安で押しつぶされそうになったこともありましたが、実は「若者よ、あなたは若いってだけで素晴らしい」だなあと思います。

あまり若いだけで素晴らしいと言いすぎると、健康体操を考案して一生懸命に練習を重ねてきてくれた彼らの気分を害させてしまうかもしれませんが、新鮮というのは人生の短い時間に与えられている宝物です。その旬なな若者と一緒に「あ〜だ、こ〜だ」と心を通わせられることが嬉しいわけです。

そしてその若者たちも、放っておいたら置物にでもなりそうな、額にでも入ってしまいそうな僕のような年代の人間と本気で向き合ってくれていることが嬉しいわけです。

そして若さはかけがえのない素晴らしいものだと思いますが、僕は歳をとることが残念だとはちっとも思っていません。実は今の年齢の今の瞬間は常に初めての経験ですから、歳をとることも僕にとっては興味深いワンダーランドです。加齢なる実験かな・・・w。

若者たちの心を動かしてくれたのは「ありがとう」です。「ありがとう」は年齢制限なしの入場制限なしですね。


日記

Posted by buchi