おもしろ話(15)

07/03/2023

コンサートのポスターやフライヤー等々で苗字の「渕」が「淵」になっていることはままあります。理由はコンピューターで変換すると最初に岩淵と変換されるのが原因のひとつだと思います。

まあ僕はそれほど気にしませんが、気にしないのには理由があるんです。それは「渕」と「淵」は同じ文字で「渕」の方が新しくできた略字的な文字だからです。こういうのを異体字というのだそうです。ですから僕の戸籍の文字も最初は「岩淵」だったんですが、40年くらい前に「岩渕」に変えてもらったんだと思います。

ところでたまには目を見張るような名前が書かれている時があります。これまでの最高峰だったのが会場の入り口の看板に「岩渕ギタリスト様」と書いてあった時です。ここまでくると名前ですらないし、ギタリスト様じゃ歌は歌わないだろうし、かなり看板に偽りありということになってしまいます。さすがにのレベルの間違い?は他ではありませんでしたよ。

名前の間違い関係では、司会の方が僕を紹介してくださる時の間違いがあります。その中で代表的なのは長渕まことさんと紹介されることです。きっと長渕さんの大ファンなのかもしれないですね。これは複数回ありました。

名前の呼び間違いで最高だったのが、とてもフォーマルな集いのフィナーレで司会の方が「では最後に藤田・・・・・・」と言って一瞬沈黙されました。会場の多くの方は藤田まことさんと間違ったということがわかり、苦笑が生まれてましたが、なんせフォーマルな集いですから笑うわけにもいかず、再度紹介されて僕はそのまま1曲歌いました。僕も吹き出しそうだったんですが頑張りましたよ。

でも僕はこういうの嫌いじゃないので、藤田と思わずおっしゃった方も気にしないでくださいw。