MIZUTOMI

06/24/2023

今日はギンイロヒコーキでの投げ銭ライブですが、元々は『MIZUTOMI 投げ銭 LIVE』という名前で始めたライブなんです。というのもギンイロヒコーキのある場所が以前は水富という地名だったからです。お店の建物を貸していただいている大家さんは染物関係のお仕事をされていたというくらい水が豊かな地域なんです。ですから水富という地名はぴったというわけです。

今でもお店の周囲には幾つかの堀があり、鯉がたくさん泳いでいるところもあります。その堀沿いには老舗のお茶屋さんがあって、なかなか良い雰囲気です。今はどうかわかりませんが、このお茶屋さんでは格安でお茶とお菓子をいただけたと思います。ギンヒコの帰りにちょっと立ち寄るのもありです。写真はお店のホームページからお借りしました。

お店のある狭山市は入間川で南北に分かれているのですが、川の南側は国道16号線や西武線が走っているのでにぎわっています。七夕まつりも南側の商店街で開かれます。ちなみに写真の右が水富地区(現在は広瀬)です。

川の北側の方、特に水富地区は南の人から「川向こう」と呼ばれていたそうで、それなりに区別というか差別があったようです。いつの時代も人は分けたがるんですね。確かに川があれば、川のあちらとこちらとでは文化やことばにも多少の違いはありそうです。

そんなこんなの知識もあってライブに『MIZUTOMI』を入れることにしたのですが、今回のフライヤーには入れ忘れていました(汗)。

ところで今日のライブではこれまで歌ったことのない、10代に作った曲も歌う予定にしています。投げ銭の良いところは「ゆるさ」でしょうか。特に演奏する側の「ゆるさ」です。完璧よりも揺らぎがある方が面白くないですか。と勝手に決め付けて、ギンヒコだけは投げ銭にして実験室、あるいは研究室的なライブにしたいと思っているわけです。

なので安かろう悪かろうにするつもりはありませんし、ただほど怖いものはない、でもありません(笑)。