月はカリブで北京ダック

今朝方何気なくフェイスブックを開いたら友人がシェアしていたKeb’Mo’に心惹かれてしまいました。恥ずかしながらKeb’Mo’の事は今朝初めて知りました。それがこの動画です。

聴いているうちにオープンチューニングで指にはスライドバーがあるではありませんか。それも相まってぐっと引き込まれてしまったんですね。

さて昨日のブログを書いてからこれまでの自分の音楽との出会いを考えてしまいました。

自分の音楽の記憶の初めは叔父に聴かせてもらった(聴かされた)歌劇カルメンやアルルの女などビゼーやラヴェルの曲でした。

次に記憶が残っているのは小学校時代に耳に入ってきた伊東ゆかりさんの『小指の思い出』。中学に入ってからは旧友のAくんの影響でキングストントリオ、PPM、フラザースフォー、ボブディラン、五つの赤い風船、などとの出会いがあり、今につながる起点となっています。

高校に入ってからはこれまた旧友のSくんの影響でウエストコーストに目覚めました。ザ・バンドやジェームステイラーなどもこのSくんの影響だと思います。

その頃に多分自分から好きになっていたのがサイモン&ガーファンクルで、それは次第にポールサイモン好きに変わってゆきました。

自分の音楽との出会いを考えているうちに「どうして自分はギターを弾いているんだ?歌っているんだ?」と自問自答を初めてしまったのですが(今頃?)、そこで思い浮かんだキーワードは「好奇心」でした。

それは僕が、まだ見ぬ世界が好きということです。憧れというか夢見るというか、知らない世界、わからない世界が好きなんです。逆にいえばわかってしまうと飽きてしまうんです。

そういう意味で自分という人間を通して探ってきた『人』というもの、『心』というもの、例えば『愛』というものは未だにわからないので飽きることはありません。なぜならいくら頭と身体を張ってみても、わかるというところまでたどり着けそうにないからです。

ギター、そして音楽もそうです。ドレミファソラシドを上から順番に長短を変えて音にすると「もろびとこぞりて」になって、誰もドシラソファミレドだとは思わなくなります。不思議です。

Keb’Mo’とジェームステイラーの動画も見つけました。

なんだか泣けてきました。これまた不思議。涙の湧きどころはどこなの?です。

『聴かずに死ねるか』のイベントの終わりにステージの麻田浩さんから「おいでおいで」をされて横でギターを弾きコーラスをさせてもらいました。曲はウエイトとアイシャルビーリリーストでした。ひとまず知っている曲なので「ホッ」としつつ、そのコラボの中で少しずつ自分の音楽の糸が動きだすのがわかりました。

最後にアンコールがかかって始まったのは知らない曲でしたが、そこでコーラスまでしている自分が面白かったです。

なんと7月5日(金)には久しぶりの仙台でのライブが決まりました。タイトルは『月はカリブで北京ダック』にしました。出演は僕と由美子さんとスティールパンの伊澤陽一くんです。このメンバーを見れば『月はカリブで北京ダック』の意味がわかる人にはわかってしまいそうですw。

さて昨日のブログを書いてから僕は愚かにも自分をわかろうとしてしまったのですが、もともとわからない自分であることを忘れていました。やっぱり自分のことすらなんもわかっていないのです。だから飽きずに自分ができるんでしょうね。

音楽

Posted by buchi