(1)ギターの持ち方構え方

05/18/2023

以前のブログに書いたギターやウクレレに関してのことを少しずつこちらのブログへ再掲載してゆこうと思います。訂正や修正箇所があれば赤で書き足すつもりです。

以下2016年1月10日の『まことぼっくす』よりーーーーーーーー

FUJI X-T1 XF23mm f1.4

ギターもウクレレもまずは持ち方、抱え方が大事です。楽器を抱えた時の右腕と左腕、それぞれの力のかけ方とその方向を意識することが大切です。今回は椅子に座って弾く時のギターの持ち方についての私の考えを書きます。

ここで少し裏話をすると、自分が初めてギターを抱えた時(小4でした)はもちろん、その後もずっとギターの持ち方についてじっくり考えるなんてした事がありませんでした。教える事が多くなったので、言葉にして伝える必要に迫られて四苦八苦しながら探求してきたわけです。

それを普通の生活で例えると、「歩く」という当たり前のことを言葉にして解説するようなものです。それを昔の職人のように、歩いて見せて「ほら見ればわかるだろう」とか「見て技を盗め」と言われて「歩ける」ようになる人は元々才能のある人です。たまにはそういう人もいますが少ないと思います。

さて戻ってギターの抱え方ですが、まずは弾弦する方の右腕からいきましょう。私の場合は右腕の肘の内側がちょうどギターのボディーの一番膨らんだ辺りにフィットします。肘の曲がりとボディーの端の直角がとても良い感じでフィットします。

実はこの辺からすでに個人差が出てきます。座高、肩幅、腕の長さ、ギターの大きさなどなどで、腕のどの辺が自然にギターに触れるかに違いが出てくることは容易に想像していただけるでしょう。

大切なのは腕の重さでボディーを自分の方に引き付ける事です。そうするとギターの糸巻のある方が身体から離れます。わかりますかギターを抱えている所を真上から見ると、ボディー側は身体に引き付けられ、返対の糸巻のあるヘッドは最大45度程度の角度で前に出て身体から離れています。

なんとペンタブレットで初めて絵を描きました。

左腕はどうなるかというと、ネックを軽く握って腕の力を抜くと、左の肩を中心とした円運動(腕が重力によって下がると、移動距離はわずかだが肩を中心にして弧を描くように動く)をします。ネックを軽く握った左手はそれに引っ張られる形でネックを腕側に引き付けます。

すなわちギターを構える際に大切なのは、両腕の重さを使ってホールドするということです。これは力みのない押弦をするために極めて重要なポイントです。さて次回は押弦についてふれてみたいと思います。

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